卒業式?B概評

2005年2月28日

今日は卒業式の練習であった。
概評をしたいと思う。

第一問　（2）は「入場時についての注意」に関する問題であった。簡単な問題であり、卒業生は間違ってはならない。
（4）は卒業式における服装の問題であった。この手の問題は卒業式1Bでは頻出であるから、抑えておきたいところである。
具体的には、革靴、襟章、第一ボタンまでしめる、など。
（7）は校長のお言葉の聞き方を問う問題であったが、これは卒業式?の範囲であり、出題ミスであったと思われる。

第二問　（1）は卒業証書の受け取り方を論述する問題であった。
正解は左手を先に添えてから両手で取り、折らずに印字面を内側にして脇に持つ、であるがこれは卒業生にとってはやや細かすぎる問題である。
（4）は来賓の前を歩くときにすべきことを問うた問題であった。
この程度のことは卒業生でなくても一般常識である。
（5）は名前を読み上げられたときの声の大きさを問う問題であったが、正解の45デシベルで答えられる卒業生は皆無だろう。
出題意図のはっきりしない問題である。
（8）は以下同文に関する問題であった。毎年頻出である。

第三問　（2）は明らかに入学式?・?の問題であり、範囲外であるが一般常識で答えられる。
（3）では日の丸君が代法についての設問であった。
私立高校では無縁であるから、不公平な問題である。
（7）は校歌を問うものであった。忘れている卒業生も多く、差がつくことが予想される。
（9）は蛍の光に関する問題であった。蛍雪の功の故事を知っていれば平易であるが、知らない卒業生も多く、難問である。

第四問　（3）ではついに校長の頭の光具合が問われた。
絶対に正解しなければならない。
（4）では毎年頻出の校長の吸う煙草の銘柄が問われた。
（6）では副校長の名前が問われた。若干難問である。
（9）は校長が生まれた年の歴史的出来事を問う問題であった。
理科系にとっては厳しい問題である。
（10）は校長の身長・体重から髪の毛の本数を求める問題であったが、単純な計算問題である。

第五問　（2）では去年の卒業式に関する問題が出された。去年とは課程が異なるから、これも出題ミスであろう。
（5）は卒業アルバムの問題であった。明らかに写真写りの悪い者を選べという内容であったが、主観的であり、正解を1つに絞ることは不可能であろう。
（8）卒業式をサボる在校生の人数は在校生全体の成績に比例することを証明する問題であった。時間が足りないことが予想される。

全体概評：昨年より分量が増え、難化した。卒業生は対策を怠ってはならない。