チーム構築

2006年2月13日
そろそろGPT浜松も始まりますね。
今日はチーム構築について色々考察してみようかと思います。

チーム構築の特別なルールといえば、なんといってもチーム内4枚制限。このため、3人ステロイドとか3人緑白といったガンメタチームは作れなくなっています。

んまぁ、オーソドックスに考えて
1人目がビートダウン
2人目がコントロール
3人目がコンボデッキ
という組み合わせが最もバランスが取れているように思えます

あと間違ってもバベルは使えないと思います

まずはチーム内で競合しそうなカード群から考えましょう

1.《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
ビートダウンには必須のカードともいえますね。
実質十手を使えるのはチーム内に1人だけですので、ビートダウンが組みづらくなっています。
しかし、GP参入後登場したステロイドは十手がなくても、というか十手がいらないのでステロイド人気は相当なものになりそうです。

2.《ショックランド/Shock Lands(RAV)》
チーム内で色がかぶっていたりすると、ショックランドの枚数配分が難しくなります。ここら辺がチーム戦の面白いところですね。

3.《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》
使用枚数が毎回トップに近いカード。1人が緑系コントロール、
1人が早摘みとかだとモロにかぶります。

4.《神の怒り/Wrath of God(8ED)》
使えるのは実質1人。このためチーム内で白系のコントロールが組めるのは1人だけになります。
緑白のサイドボードとかにも積めなくなります。

5.《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》
これは4枚投入するカードじゃないですが、全員が使いたいとかになると誰かが妥協する必要があります。

とまぁこんなふうに個人戦のときよりも色々制約があるわけです。

次にこれを踏まえてデッキ選択の例をあげてみましょう

プランA オーソドックス型
1人目 ステロイド
2人目 白黒(+青)コントロール
3人目 早摘み

3人で競合するカードがほとんどありません。
なんといっても早摘みがショックランドを使わなくて済むのが強み。

プランB 超ビートダウン型
1人目 ステロイド(ラノワールのエルフ抜き)
2人目 8ヒッピー
3人目 緑白 (十手抜き)

もろに十手の被害を受けますが、3人でビートダウンするにはこれくらいをしないと難しいでしょう。

プランC 超コントロール型
1人目 白黒コントロール
2人目 けちコン(げんちく型)
3人目 青赤トロン

大体のパーツがかぶらないで済みます。
2人目のげんちく型けちコンが勝てるかどうかが疑問ですが・・・。

プランD バベル型
1人目 ステロイド
2人目 バベル
3人目 白黒ビート

どうしてもバベルが使いたいあなたにw
バベルのカードがコントロール的になってしまうので、
白黒でコントロールが組みづらいのが難点。

プランE 超コンボ型
1人目 ジャイアニズム(アネックスファイア)
2人目 暦伝
3人目 白けち

これもほとんどのパーツがかぶらずに済みます。
押収をジャイアニズムに積めない程度でしょうか。

とまぁこんなふうに、1人がコンボデッキを使うとチーム全体の構築が楽になります。特に早摘みは、ショックランドを一切使わないで済みますし、GPで《火想者の発動/Invoke the Firemind(GPT)》を手に入れたので人気が出る可能性があります。
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》される可能性も低いですし。

コンボデッキの選択としては以下のようになります

1.早摘み
マガシューの進化系。マガの代わりに《火想者の発動/Invoke the Firemind(GPT)》を投入し、コンボ成功率が上がっています
デメリットは《木霊の手の内/Kodama’s Reach(CHK)》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》を使ってしまうことか。

2.暦伝
《屈辱/Mortify(GPT)》のせいで微妙になってしまったものの
他のデッキとカードがかぶりにくいため、使用者は多いかと。

3.《イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmage》
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》と《捨て身の儀式/Desperate Ritual(CHK)》ですね。
ほんとに決まるのかどうか怪しいですが、他のデッキとパーツがかぶる要素がありません。

4.ジャイアニズム(アネックスファイア)
必死に「ジャイアニズム」のデッキ名を主張してますがなかなか浸透しませんw
デッキパワーも充分高く、パーツがかぶりにくいので相当人気が出そうです。《屈辱/Mortify(GPT)》がだいぶ逆風ですが・・・。

5.《猛烈に食うもの/Magnivore(OD)》
MOで大人気。所謂クソゲーデッキです。
《未達の目/Eye of Nowhere(CHK)》《石の雨/Stone Rain(CHK)》
《破砕/Demolish(OD)》《併合/Annex(ONS)》
ほとんどパーツがかぶる要素が見当たりませんね。
まぁステロに逆立ちしても勝てないと思いますがw


最後にチーム戦の心得っつーかなんつーか

チーム戦は、それがチーム戦だけにチーム内での結束が一番重要だと思っています

別にY戯王じゃないですよ

例えば自分が勝ったのに味方二人が負けてしまってチームが負けてしまったとき
そんなときに味方二人にブチ切れているようでは話になりません。
責めてもなんにも始まりません。
ましてGPだとその1敗からチームが崩れてしまってその後のゲームに影響がでかねません。

プレイングミスで負けてしまっても、それは責めるべきではないのです。もちろん、ミスしていいわけがありません。できるだけミスをしないように3人で練習を積むことが大事だと思います。
そうした包容力を持った3人が集まっているのが理想のチームだと考えます。そうしたチームを目指せば真の意味でチーム戦が楽しめるのではないでしょうか。

結果は、きっと後からでもついてきます。

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