ナベgg

2006年12月25日
流石はミスターPWC,やってくれました。

決勝のモリカツ戦をずっと見てましたが
1本目終わった時点ではナベの勢いがあって
2本目の序盤もこれはナベ優勝なのか!?みたいな感じでワクワクしてました。

が、やはりモリカツは強い。

2本目、先にトロンをそろえたのはモリカツ。しかしナベもその《ウルザの鉱山/Urza’s Mine(CHR)》を《ヴェズーヴァ/Vesuva(TSP)》で利用することによりトロン達成。
モリカツはナベの《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》をピッチで《徴用/Commandeer(CSP)》(コストにテフェリーを含む)するなどかなり必死だったし、その内容もマナソースばかり。ナベの唯一の懸念は場にあった《詩神の器/Muse Vessel(DIS)》のみ。

だが
《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》がいれば《詩神の器/Muse Vessel(DIS)》からの呪文プレイが禁止されると勘違いしてしまったナベは《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》があるにもかかわらずメインで《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》召喚。
安心して《撤廃/Repeal(GPT)》をリムーブする。
しかし本当はプレイできるわけなので、この1ドローがちょうど1ターン分クロックを遅くすることになる。

そこからのモリカツの逆転劇。
まずは虎の子の《入念な考慮/Careful Consideration(TSP)》から《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》及び《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》。これによってナベの攻め手である《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》と《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》が両方とも除去されてしまい、さらにモリカツの手に《呪文の噴出/Spell Burst(TSP)》が。
《詩神の器/Muse Vessel(DIS)》を起動され続けていたためにナベの土地はあまり伸びておらず、モリカツの場には30マナ以上のマナが。

《道化の王笏/Jester’s Scepter(CSP)》で《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(CHR)》(鉱山じゃない)が2枚リムーブされていて、ナベの残り2枚の《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(CHR)》も《併合/Annex(ONS)》されてしまう。

いつの間にか圧倒的不利にいたはずのモリカツ、大逆転。

もはや残ったナベの勝ち手段は1つ、暴勇した《悪魔火/Demonfire(DIS)》しかない。
幸いにも《詩神の器/Muse Vessel(DIS)》のために手札は減っている。

ナベはここから4枚目の《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant(CHR)》を引き込み、トロンを再び成立させることに成功する。
このドローを見た瞬間はやはりナベ優勝かと思わせた。
次のドローも土地で、ナベのマナは9マナに。手札は2枚、《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》、そして《悪魔火/Demonfire(DIS)》。
モリカツのライフは9。
当然モリカツは《詩神の器/Muse Vessel(DIS)》を起動せずターンを返す。ナベは手札を消費すべく《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》を召喚する。
通っては死んでしまうモリカツ、当然《呪文の噴出/Spell Burst(TSP)》のバイバックでカウンターする。これでナベの手札は1枚。

つまり、次のドローが土地ならば、ちょうど9点の暴勇《悪魔火/Demonfire(DIS)》が炸裂したはず。

緊張感が走る。

だがドローは《併合/Annex(ONS)》。

土地ならば勝っていたのに、、、!

この試合は本当にGood Gameでした。
トロン同系のダルい対決なはずなのに、見ていて飽きなかった。
あの場から逆転できたモリカツは当然凄いし、そこからの再逆転の可能性も作ったナベも凄かった。
あの試合を生で見ることが出来て本当に良かったと思います。

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