Absolute Zero その1
2007年5月27日コメント (1)(時は1週間前まで遡る)
27日は五月祭悪魔杯の日だ。
悪魔杯といえばデッキ賞を狙った大会であり、デッキビルダーの腕・真価が問われる大会だ。
久々の参加になるのでオレは燃えていた。今度こそデッキ賞を取
るんだ。
だがデッキ賞への道は厳しい。
数十人いる参加者の中で、最終的に選ばれるのはわずかに2人のみ。簡単に残れるようなものではない。
しかし、簡単ではないからこそ、達成したときの喜びが大きいのは周知の事実である。
オレは悪魔杯でデッキ賞を取るため、この1週間授業時間のほとんど暇さえあればデッキを考えていた。
ところで、《クラージ実験体/Experiment Kraj(DIS)》から生まれ出たシミック王子のオレとしてはデッキといえば青緑なのである。もはや青緑以外のデッキはオレのデッキではない。と言っても過言ではない。やはりデッキ賞を狙うのであれば青緑で構築することが絶対である。
そして、デッキ賞を狙うということは、デッキに独創的なギミックを積むことが必要だ。その候補はとりあえず以下であった。
1.《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》を軸とした発掘デッキ デッキ名 ギルガメッシュ
2.《栄華の儀式/Rites of Flourishing(FUT)》《永劫での歩み/Walk the Aeons(TSP)》からのずっとオレのターン デッキ名 オレのターン
3.《きらめく願い/Glittering Wish(FUT)》からの《合同勝利/Coalition Victory(TSB)》 デッキ名 煌き
しかし、1はナルコブリッジとして既にスタンダード環境で活躍するほどのデッキ、つまりガチデッキであり、悪魔杯に持ち込むということは《空気嫁/Read the Air》という後ろ指を差されかねない諸刃の剣であり(ry
2は有力であったがやはり同じことを考える人は多く、「独創性」がないので却下。
3はこれまた有力であった。一応青緑+白をメインにした形になるのでデッキにはなりそうだが、重要な事実がオレの目の前に立ちふさがった。
それはネタデッキだからといって簡単に負けるわけにはいかないということである。
デッキ賞をとれるような独創的なデッキは自分のネタを追及したものかもしれないが、同時にマジックザギャザリングというゲームをプレイするものとして、勝負には真剣に臨まなければならない、というのが持論だ。それは対戦相手に対する礼儀でもある。
つまりただネタとして面白いだけではダメなのだ。ある程度、ガチデッキにも勝てるような仕上がりにしなければ意味が無い。
このコンセプトは、かの有名な「マジックは頭の悪さを競うゲームではない」に通ずる。
3のデッキは悪くは無かったが、やはり勝ちが遠いということで断念した。
そして考え出されたのがAbsolute Zeroである。
このデッキはあのけんけんさんのブログにこう書かれたことに端を発する。
「アーティファクト」以外を選ぶことがあるんだろうか?
つまりこれは《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》でアーティファクトを選ぶのが最も強いということである。当然、それは次の《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》が軽くなるからであり、重ね貼りをすれば0マナでアーティファクトを並べるという懐かしの親和に近い動きが出来るということなのである。
これを見逃すわけにはいかない。
つまりデッキを茶単にしてしまえば、《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》が火を噴き、親和のような爆発的な展開が可能になるのである。
そして幸いなことに、未来予知には強力なアーティファクトクリーチャー、《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》が入っている。この2種類を軸にデッキを作ることにした。
しかし、ここで問題が生じる。重ねて言うが、、《クラージ実験体/Experiment Kraj(DIS)》から生まれ出たシミック王子のオレとしてはデッキといえば青緑なのである。
青と緑の要素は含めなければならない。
そこで思いついたのが《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》である。このカードは《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》との相性が抜群であり、その他の《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》や《トリスケラバス/Triskelavus(TSP)》、《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton(TSB)》とも強烈なシナジーを形成する。これを使わない手は無い。
ならば青はどうするか。《差し戻し/Remand(RAV)》か?
困ったときは基本セットを見直せという格言が結構昔に提唱された。しかし、何も皆が忘れているのは基本セットだけではない。
コールドスナップである。
コールドスナップには、《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson(CSP)》というまさにオレのためにいるかのようなクリーチャーがいるのだ!!!!!!!11
もちろんWhipserでアーティファクトをテキストに含むカードを検索しただけなのは言うまでもない
恐らく皆さんテキストは忘れてしまっているだろう。
こ、これはっ・・・!?
⇒その2へ続く
27日は
悪魔杯といえばデッキ賞を狙った大会であり、デッキビルダーの腕・真価が問われる大会だ。
久々の参加になるのでオレは燃えていた。今度こそデッキ賞を取
るんだ。
だがデッキ賞への道は厳しい。
数十人いる参加者の中で、最終的に選ばれるのはわずかに2人のみ。簡単に残れるようなものではない。
しかし、簡単ではないからこそ、達成したときの喜びが大きいのは周知の事実である。
オレは悪魔杯でデッキ賞を取るため、この1週間
ところで、《クラージ実験体/Experiment Kraj(DIS)》から生まれ出たシミック王子のオレとしてはデッキといえば青緑なのである。もはや青緑以外のデッキはオレのデッキではない。と言っても過言ではない。やはりデッキ賞を狙うのであれば青緑で構築することが絶対である。
そして、デッキ賞を狙うということは、デッキに独創的なギミックを積むことが必要だ。その候補はとりあえず以下であった。
1.《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》を軸とした発掘デッキ デッキ名 ギルガメッシュ
2.《栄華の儀式/Rites of Flourishing(FUT)》《永劫での歩み/Walk the Aeons(TSP)》からのずっとオレのターン デッキ名 オレのターン
3.《きらめく願い/Glittering Wish(FUT)》からの《合同勝利/Coalition Victory(TSB)》 デッキ名 煌き
しかし、1はナルコブリッジとして既にスタンダード環境で活躍するほどのデッキ、つまりガチデッキであり、悪魔杯に持ち込むということは《空気嫁/Read the Air》という後ろ指を差されかねない諸刃の剣であり(ry
2は有力であったがやはり同じことを考える人は多く、「独創性」がないので却下。
3はこれまた有力であった。一応青緑+白をメインにした形になるのでデッキにはなりそうだが、重要な事実がオレの目の前に立ちふさがった。
それはネタデッキだからといって簡単に負けるわけにはいかないということである。
デッキ賞をとれるような独創的なデッキは自分のネタを追及したものかもしれないが、同時にマジックザギャザリングというゲームをプレイするものとして、勝負には真剣に臨まなければならない、というのが持論だ。それは対戦相手に対する礼儀でもある。
つまりただネタとして面白いだけではダメなのだ。ある程度、ガチデッキにも勝てるような仕上がりにしなければ意味が無い。
このコンセプトは、かの有名な「マジックは頭の悪さを競うゲームではない」に通ずる。
3のデッキは悪くは無かったが、やはり勝ちが遠いということで断念した。
そして考え出されたのがAbsolute Zeroである。
このデッキはあのけんけんさんのブログにこう書かれたことに端を発する。
5位《Cloud Key/雲の鍵》
《Cloud Key/雲の鍵》 (3)
アーティファクト Future Sight Rare
雲の鍵が場に出るに際し、アーティファクトかクリーチャーかエンチャントかインスタントかソーサリーから1つを選ぶ。
あなたが選ばれたタイプの呪文をプレイするためのコストは、(1)少なくなる。
「アーティファクト」以外を選ぶことがあるんだろうか?
「アーティファクト」以外を選ぶことがあるんだろうか?
つまりこれは《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》でアーティファクトを選ぶのが最も強いということである。当然、それは次の《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》が軽くなるからであり、重ね貼りをすれば0マナでアーティファクトを並べるという懐かしの親和に近い動きが出来るということなのである。
これを見逃すわけにはいかない。
つまりデッキを茶単にしてしまえば、《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》が火を噴き、親和のような爆発的な展開が可能になるのである。
そして幸いなことに、未来予知には強力なアーティファクトクリーチャー、《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》が入っている。この2種類を軸にデッキを作ることにした。
しかし、ここで問題が生じる。重ねて言うが、、《クラージ実験体/Experiment Kraj(DIS)》から生まれ出たシミック王子のオレとしてはデッキといえば青緑なのである。
青と緑の要素は含めなければならない。
そこで思いついたのが《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》である。このカードは《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》との相性が抜群であり、その他の《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》や《トリスケラバス/Triskelavus(TSP)》、《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton(TSB)》とも強烈なシナジーを形成する。これを使わない手は無い。
ならば青はどうするか。《差し戻し/Remand(RAV)》か?
困ったときは基本セットを見直せという格言が結構昔に提唱された。しかし、何も皆が忘れているのは基本セットだけではない。
コールドスナップである。
コールドスナップには、《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson(CSP)》というまさにオレのためにいるかのようなクリーチャーがいるのだ!!!!!!!11
もちろんWhipserでアーティファクトをテキストに含むカードを検索しただけなのは言うまでもない
恐らく皆さんテキストは忘れてしまっているだろう。
Arcum Dagsson / アーカム・ダグソン
(3)(青)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・工匠(Artificer)
(T):アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。そのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。そのプレイヤーは自分のライブラリーからクリーチャーではないアーティファクト・カードを1枚探し、それを場に出してもよい。その後、自分のライブラリーを切り直す。
2/2
こ、これはっ・・・!?
⇒その2へ続く
コメント
ムシャクシャしてやった、反省はしている。