Absolute Zero Revival

2007年10月10日
Wikipediaより抜粋。

千年アイテム
遊戯王において重要なカギを握るアイテム。全てにウジャト眼の紋章が付けられている。また、その1つ1つに不思議な力が込められている。シャーディーは、「王墓をあばき財宝を盗み出す罪人を裁くために生み出されたもの・・・『ペル・エム・フルの書』にそう記されている」と語ったが、実際には古代のファラオ、アクナムカノン王が国を守るために作り出したものである。

千年アイテムは互いに引き合い、それぞれがパズルのパーツのようなもので時がくれば『王の記憶の石版』に集まるとされてきた。千年アイテム自体が所持者の魂を試し、それに値しないと判断された場合は魂を焼かれる。また、千年アイテムに認められたものはその所持者となる代わり、自分の願い事を1つだけ叶えることができる。所持者は、闇のゲームを仕掛け敗者に様々な罰ゲームを与えることができる。

作中に登場するのは七つであるが、カードゲーム等の他の媒体では例外が存在する。


《千年霊薬/Thousand-Year Elixir(LRW)》

このカードは、まさにこの「千年アイテム」の説明で言及されている「カードゲームなどのほかの媒体では例外が存在」にあたるのではないだろうか。

つまり、このカードは紛れも無く千年アイテムなのだ!

千年アイテムは、その所持者に認められなければ使うことは許されない。果たしてマジック界の誰が、この千年アイテムを使うことが許されるのか?

懸命なるでむぱまじっく読者ならばもうお気づきだろう。

《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson(CSP)》

である。
前置きとしてこちらを参照されたい。
http://diarynote.jp/d/41642/20070527.html

誰もが異口同音にこう言った。
「アーカムは速攻あれば強いんだけどなぁ・・・」

そう、まさに《千年霊薬/Thousand-Year Elixir(LRW)》の所持者には《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson(CSP)》が相応しい。

これを前提にAbsolute Zeroのアップデート版を考えてみた。
ラヴニカがスタンダード落ちしてしまったため《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》は使えない。泣く泣くここは青単で組むことにする。

『Absolute Zero Revival』
4《砂漠/Desert(TSB)》
4《占術の岩床/Scrying Sheets(CSP)》
4《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》
9《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》

4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart(CSP)》

4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
4《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》
4《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson(CSP)》
2《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent(ONS)》

3《機械の行進/March of the Machines(MRD)》
1《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial(FUT)》
1《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth(LRW)》
1《シタヌールのフルート/Citanul Flute(USG)》
1《氷の干渉器/Icy Manipulator(10ED)》
1《彫り込み鋼/Sculpting Steel(MRD)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(MRD)》
4《雲の鍵/Cloud Key(FUT)》
3《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
3《千年霊薬/Thousand-Year Elixir(LRW)》

サイドボード
4《道化の王笏/Jester’s Scepter(CSP)》
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(TMP)》
1《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
3《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore(5DN)》

うむ、まさにこれこそAbsolute。

え、《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent(ONS)》?そりゃ《千年霊薬/Thousand-Year Elixir(LRW)》と相性いいし、入るでしょ。

・・・しまった。

『千年アイテムの所持者は1人』

えーい、この際そんなこと気にしたら負けだっ!

結局出来上がったAbsolute Zero。とりあえずメタにいそうなデッキとの相性を考えてみよう。

対 青黒系コントロール
《機械の行進/March of the Machines(MRD)》を貼ると《滅び/Damnation(PLC)》喰らってアーカム涙目。《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir(TSP)》で《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》もさようなら。よってキツい。

対 赤緑系ビートダウン
なんと《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》が死ぬと《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》が+2修整。《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》なんて使われたらもう大変。厳しいマッチアップだ。

対 緑白系ビートダウン
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》自重しろ。相性はあまりよくないと思われる。

対 青系パーミッション
せめて《防御の光網/Defense Grid(ULG)》くらいあれば。厳しいマッチアップである。

対 ゴブリン
《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie(LRW)》で《タール火/Tarfire(LRW)》が回りますかそうですか。終わってる。

ふむ、なかなかメタにも合っているようだ(謎

確かに相性は悪いかもしれないが、必殺のメタル・アクローマのパターンを崩すことはそう簡単ではないはずだ。是非モニターの前の皆も7/7のアクローマでプレイヤーにダイレクトアタックして欲しい。

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