PTKL初日 ラウンド6 小室修 vs 中村修平
2008年2月16日コメント (4)訳したくなったので訳してみました。細かい所に不備があるかと思われますがご了承下さい。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptkl08/fm6
(読む前に:初日6ラウンドで小室修vs中村修平といえば、初日抜けを賭けた熾烈な戦い。過去のPTで何度もと中村修平は初日6ラウンド目で小室修に敗れて初日落ちを喫しているのだ。サンディエゴでも同様に小室と当たった中村は、ついに雪辱を果たしている。そんなことを念頭に置いてもらえると面白いかもしれない。)
Game 1
同じ国出身であり古くからの仲でである小室と中村は軽くからかいあってラウンドを開始した。中村がダイスロールに勝利し先手を選択。中村は初手を放り出すようにしてマリガンを選択するも、至って陽気なままである。
中村はセカンドハンドをキープすることを決める前に少し思案する。彼は《キスキンの先触れ》を3ターン目に呼び出すことから始め、《皺だらけの主》をサーチした。
小室は土地を置き、ターンを返した。そして彼の計画が、中村の《主》を《砕けた野望》でカウンターすることができたことによって形となる。 そして対戦相手中村の土地が止まった。
小室はまたマナを残してターンを返し、中村が《キスキンの癒し手》を加えると《霊感あるスプライト》をプレイした。
《スプライト》からのダメージによって小室は《かぎ掛けのフェアリー》徘徊でアドバンテージをとることができた。次に彼は《アメーバの変わり身》を彼のフェアリー戦線に加えた。中村は《スプライト》を《良心の呵責》で除去しようと試みるが、小室は《剣士団》で自分のフェアリーの流れを途切れさせない。
中村は《チドリの騎士》をプレイし、この先制攻撃持ちのフライヤーが小室のフェアリーの飛翔を止めてくれることに託した。しかし小室はメインフェイズに《名も無き転値》という解答を持っており、中村をフェアリーで殴り続けた。
中村の《墨深みの潜り手》では、3枚の土地と《3つ目巨人の視線》が見える。直面したフライヤーに対する解答がないのにもかかわらず、中村は淡々と感情の読めない表情を維持してスペルをトップに置いた。その直後、彼のダメージレースに対する望みが《コショウ煙》2発によって消されると、中村はカードを片付けた。
(訳注:小室さんデッキ強っ!)
Komuro 1, Nakamura 0
Game 2
観衆を集めているのにも関わらず、二人の有名な日本人魔法使いは注目にも影響されていないようだ。落ち着いてシャッフルをし、プレイに集中する。
今回は、小室がマリガンを選択せざるを得ず、「勝負の現実」が彼の顔をよぎった苦しそうな表情に表れる。
後手ではあるが中村は《キンズベイルの散兵》で先手を取る。彼は次のターン《キンズベイル国境警備隊》で続けようとするが、小室はそれを《砕けた野望》で打ち消す。小室はその後最初のクリーチャーを場に加える。《ツキノテブクロの変わり身》だ。
中村は攻撃を続けて、《思考の糸のうねり》をデッキをサイクルするために使う。ゲームにおける優位を獲得せんとする争いは小室のプレイした《骸骨の変わり身》で続き、中村は最初の打開策として《チドリの騎士》を送り込む。
小室が4枚目の土地を置けず、2枚のカードのためだけに《熟考漂い》を想起すると、中村の優位が明らかになる。中村はそのボードポジションを固めつづけるべく《墨深みの潜り手》を。
土地を引いた小室は長考に入る。顔の前で手札をシャカシャカし、その間中村はじっと腕を組んで座っていた。ついに小室は《スミレの棺》を《潜り手》に打ち込んだ。中村が次に全軍攻撃を仕掛けた時、小室は《ツキノテブクロの変わり身》と《散兵》を相打ちに取り、出血を止めようとする。しかし中村は猛攻撃をやめず、2体目の《チドリ》を戦線に加えた。
《剣士団》はあったが、それは中村の先制攻撃クリーチャーを止めるものではなかった。小室がブロックしないことを選択したとき、中村は《思考の糸のうねり》と《三つ目巨人の視線》で小室をライフ9から0に落とした。
Nakamura 1, Komuro 1
(訳注:どっちもデッキ強っw)
Game 3
小室はサイドボーディングの決定を考える間明らかに熱を帯びていた。対照的に中村はいつもどおりのデッキの回転、シャッフルをこなすのみで、それはさながら能率を絵に描いたようだった。
だが中村は見た目ほど落ち着いていなかったかもしれない。なぜなら彼はカード何枚かをさかさまにシャッフルしており、リシャッフルしなければならなかったからだ。
中村の初手は島がたった1枚に対し白の海。これを投げるように戻し、セカンドハンドを引くとそれは土地が沢山でほとんど攻撃できない。しかめっつらを浮かべる中村。だが、彼はダブルマリガンの選択には至らなかった。
今回、小室が《ツキノテブクロの変わり身》で最初のプレイをはじめる。中村はこれに《石ころ川の群れ長》で答え、小室が4枚目の土地を置けないと見ると、それに好機を見出す。彼は《黄金コオロギの騎士団》を追加し、小室が土地を置けない間に全軍で攻撃した。
小室は《ツキノテブクロの変わり身》で《群れ長》をブロックするという普通のプレイをし、中村はこの変わり身に《揃った連射》を向ける。中村は明らかに1本目にプレイされた2枚の《コショウ煙》を念頭にプレイしていてが、彼の恐れは小室がマーフォークトークンと《コショウ煙》と交換することを強いることによって現実となる。
小室は4枚目の土地を引くが、何もせずターンを返す。中村は《キスキンの先触れ》で《キンズベイル国境警備隊》をサーチし、小室はその間に《霊感あるスプライト》をエンドに送る。
メインフェイズの間に小室は能力を起動すると《砕けた野望》を捨てる。中村は何マナも多く彼よりも持っているからためあまり(ゲームに)関係しないからだ。彼は次に《骸骨の変わり身》をプレイ、2回目の《スプライト》起動、《熟考漂い》を捨てて手札の強さを暗示する。
《国境警備隊》をプレイした中村は小室がゲームをその手札の強さで支配してしまう前に一刻も早くゲームを終えなければと感じたか、2体のキスキンで攻撃。小室はターン終了時、《国境警備隊》を《やっかい児》した。
小室は次に全軍で攻撃すると、中村は《三つ目巨人の視線》を《先触れ》につけ、《骸骨》をブロックして倒すことにより少しのボードアドバンテージを得ることが出来た。続いて小室は《悪名高き群れ》徘徊という爆弾を投下する!
追加ターンで小室は《先触れ》を《霊気撃ち》で返し、同時に中村へのライフのリードを伸ばす。
ゲームのほとんどの側面で出遅れた中村は、自分の選択に悩んで長考に入る。無意識のうちに自分の唇をかむ、という周期的なサインを中村は《国境警備隊》での攻撃の前に見せる。小室は《霊気撃ち》でブロックし、《思考の糸のうねり》で中村は相打ちを強いた。彼は《先触れ》を再びプレイし、もう1枚の《うねり》を捜してくる。そして中村は《良心の呵責》で《霊感あるスプライト》をようやく除去した。
ターンを返すと、小室は《やっかい児》と3体のトークンで中村のライフを3に落とす。最後のわずかな努力とばかり、中村は全軍での反撃をするが、小室が《スミレの棺》を見せるとカードを片付けた。
Komuro 2, Nakamura 1
コメント
今週前半はかなり忙しいので遅くなりますが、時間があれば訳したいと思います。
お忙しいとは思いますが楽しみにしています!