オデッセイが発売されたちょうどその頃、俺はApprenticeと出会った。
これは何かというと、分かりやすく言えばMWSの前身である。
ただしカード画像等は一切なく、あるのはテキストと色とカードタイプだけ。
それでもネットを通じてマジックができるということで、俺は毎日学校から帰宅するとPCを立ち上げて、Apprentice(以下AP)を使ってマジックを楽しんだ。
いつしか俺は自分のサイトを持つようになった。その名は知る人ぞ知る、Glorious Soulである。
しかし当時の俺は今振り返ると恐ろしいくらいのDQNであった。今でもDQNだろというツッコミはさておき、そんな俺が振り返ってDQNだったというくらいのDQNだった。
結果、2chのネトヲチスレを2スレ消化するほどの祭りを引き起こしてしまうのだった。当時の俺が顔面蒼白になったのは言うまでもない。この祭りにより、Glorious Soulは一発で消し飛んだ。
また、この祭りの原因となった事件の被害者・関係者にはこの場で改めて謝罪させていただきたいと思います。
これを期に、俺はしばらくネットの世界から姿を消した。しかし、ほとぼりが冷めた頃、俺はFinals予選を突破した。そして、再びネットの世界に姿を現した。タイトルは、でむぱまじっくである。
記念すべき最初の日記。思えばもう7年も続けていることになる。
ちなみに、ミラディンの小説の和訳は見事に三日坊主で終わった。
この後、でむぱまじっくはでむぱ大学受験に変わったり、調子乗ってでむぱ東大生日記に変わったりした。一方、mixiではでむぱ就活、でむぱかふぇ店員などのシリーズが人気シリーズ(笑)として連載されたりもした。
一時的に大学受験でマジックから離れたものの、幸いにしてすぐに戻ってこれたその年、俺にとって大きな転機が来た。2005年の世界選手権である。
開催地はなんと横浜。こんな機会はまたとない。当然、全日程行った。当然、全日程大学をサボった。当然、サボりぐせがここで付いて抜けなくなった。
だがここでの経験が俺のマジックを変えた。色々な国のプレイヤーと交流をもつことの大いなる意味を思い知った。これがマジックの真の楽しみだ、と気づいた。幸い、英語好きであった自分は怖気づくことなく外人と話しまくったので、うまくコミュニケーションを取ることもできた。
そして目の前で、モリカツが優勝し、日本代表チームも優勝。コガモがPOYを獲得。日本のマジックの凄さも思い知った。
プロツアーに出たい。
「ただのゲーム」であったマジックが、俺の中で変わった。「世界への入り口」へ。
翌年、俺は日本選手権を突破した。そして運よくトップ8に入ることができた。すべては、あのときの世界選手権と同じ舞台に立ちたいという思いが原動力だった。
そして運よく、俺は2006年のPT神戸に初出場を果たし、同年パリで開催された世界選手権にも出場することができた。結果こそさんざんであったが、この舞台の味といったら最高だった。
関東でのマジックは、わずかに1年で目標を達成させるのに十分な土壌だった。
毎週毎週大会があり、非常に高いレベルでマジックができる。平日でも、やろうと思えば普通にドラフトもできる。この躍進のすべては関東マジックコミュニティに支えられたからである。
最近、関東で開催されるPTQへの参加者が減っている。非常にこれは残念なことだと思う。せっかく、最高峰のレベルのマジックをしているのに、もったいない。
俺は、プロツアーが持っている素晴らしさをもっと色々なプレイヤーに知ってもらいたい。
ひとつのエピソードを挙げよう。
斎藤友晴さんは、誰もが知っているプロプレイヤーだ。しかし、2006年の世界選手権で一緒に行動したとき、彼はうまく英語を話すことは出来なかったと思う。だけど、言葉がうまくなくても、外国人との交流は積極的にしていた。その結果、今、トモハルさんは当たり前のように外国人とトレードをこなすインターナショナルプレイヤーとなり、当たり前のように英語でツイッターを書いている。
書き方が上から目線っぽく思われてしまうかもしれないが、こうしたトモハルさんの積極的姿勢は僕が最も尊敬しているところである。
マジックを通じることにより、日本人だけでなく、世界の様々な人々と交流することができる。たとえ英語が苦手であろうと、気持ちがあればそんなものは克服できる。
海外に何か恐れを抱いている人は、是非一度プロツアーに参加して、その勘違いを無くしてほしい。
そして何よりも。
プロツアーはレベルが高いから自分にはちょっと…と遠慮している人へ。
関東でマジックをしているあなたのマジックのレベルは、プロツアーに挑戦するのに充分です。
アムステルダムのPTQはスタンダード。関東マジック人が本気を出せば、プロツアーはきっとそれに応えてくれると思う。
これは何かというと、分かりやすく言えばMWSの前身である。
ただしカード画像等は一切なく、あるのはテキストと色とカードタイプだけ。
それでもネットを通じてマジックができるということで、俺は毎日学校から帰宅するとPCを立ち上げて、Apprentice(以下AP)を使ってマジックを楽しんだ。
いつしか俺は自分のサイトを持つようになった。その名は知る人ぞ知る、Glorious Soulである。
しかし当時の俺は今振り返ると恐ろしいくらいのDQNであった。今でもDQNだろというツッコミはさておき、そんな俺が振り返ってDQNだったというくらいのDQNだった。
結果、2chのネトヲチスレを2スレ消化するほどの祭りを引き起こしてしまうのだった。当時の俺が顔面蒼白になったのは言うまでもない。この祭りにより、Glorious Soulは一発で消し飛んだ。
また、この祭りの原因となった事件の被害者・関係者にはこの場で改めて謝罪させていただきたいと思います。
これを期に、俺はしばらくネットの世界から姿を消した。しかし、ほとぼりが冷めた頃、俺はFinals予選を突破した。そして、再びネットの世界に姿を現した。タイトルは、でむぱまじっくである。
MTGプレイヤーもすなる日記といふ物を自分もしてみんとてするなり
2003年11月30日
日記つけることにしました。ここにはMTGの情報のほか今読んでるミラディンの小説の和訳とかを乗っける予定です。読みにくいかもしれませんがよろしくお願いしますですm(__)m
記念すべき最初の日記。思えばもう7年も続けていることになる。
ちなみに、ミラディンの小説の和訳は見事に三日坊主で終わった。
この後、でむぱまじっくはでむぱ大学受験に変わったり、調子乗ってでむぱ東大生日記に変わったりした。一方、mixiではでむぱ就活、でむぱかふぇ店員などのシリーズが人気シリーズ(笑)として連載されたりもした。
一時的に大学受験でマジックから離れたものの、幸いにしてすぐに戻ってこれたその年、俺にとって大きな転機が来た。2005年の世界選手権である。
開催地はなんと横浜。こんな機会はまたとない。当然、全日程行った。当然、全日程大学をサボった。当然、サボりぐせがここで付いて抜けなくなった。
だがここでの経験が俺のマジックを変えた。色々な国のプレイヤーと交流をもつことの大いなる意味を思い知った。これがマジックの真の楽しみだ、と気づいた。幸い、英語好きであった自分は怖気づくことなく外人と話しまくったので、うまくコミュニケーションを取ることもできた。
そして目の前で、モリカツが優勝し、日本代表チームも優勝。コガモがPOYを獲得。日本のマジックの凄さも思い知った。
プロツアーに出たい。
「ただのゲーム」であったマジックが、俺の中で変わった。「世界への入り口」へ。
翌年、俺は日本選手権を突破した。そして運よくトップ8に入ることができた。すべては、あのときの世界選手権と同じ舞台に立ちたいという思いが原動力だった。
そして運よく、俺は2006年のPT神戸に初出場を果たし、同年パリで開催された世界選手権にも出場することができた。結果こそさんざんであったが、この舞台の味といったら最高だった。
関東でのマジックは、わずかに1年で目標を達成させるのに十分な土壌だった。
毎週毎週大会があり、非常に高いレベルでマジックができる。平日でも、やろうと思えば普通にドラフトもできる。この躍進のすべては関東マジックコミュニティに支えられたからである。
最近、関東で開催されるPTQへの参加者が減っている。非常にこれは残念なことだと思う。せっかく、最高峰のレベルのマジックをしているのに、もったいない。
俺は、プロツアーが持っている素晴らしさをもっと色々なプレイヤーに知ってもらいたい。
ひとつのエピソードを挙げよう。
斎藤友晴さんは、誰もが知っているプロプレイヤーだ。しかし、2006年の世界選手権で一緒に行動したとき、彼はうまく英語を話すことは出来なかったと思う。だけど、言葉がうまくなくても、外国人との交流は積極的にしていた。その結果、今、トモハルさんは当たり前のように外国人とトレードをこなすインターナショナルプレイヤーとなり、当たり前のように英語でツイッターを書いている。
書き方が上から目線っぽく思われてしまうかもしれないが、こうしたトモハルさんの積極的姿勢は僕が最も尊敬しているところである。
マジックを通じることにより、日本人だけでなく、世界の様々な人々と交流することができる。たとえ英語が苦手であろうと、気持ちがあればそんなものは克服できる。
海外に何か恐れを抱いている人は、是非一度プロツアーに参加して、その勘違いを無くしてほしい。
そして何よりも。
プロツアーはレベルが高いから自分にはちょっと…と遠慮している人へ。
関東でマジックをしているあなたのマジックのレベルは、プロツアーに挑戦するのに充分です。
アムステルダムのPTQはスタンダード。関東マジック人が本気を出せば、プロツアーはきっとそれに応えてくれると思う。
コメント
MTGに対してテンションがさらにあがりましたw
PWC最高2−5
の自分ですが、すごく感動しました
自分にはちょっと…
って思うことには変わり無いのですが、そんな試合に出てみたいと思ったり。
すごく、自分ピンポイントに声をかけてもらった気分ですw
やっぱりプロってすげぇや!