日本選手権2010レポ
2010年7月11日 TCG全般 コメント (1)1週間経っちゃいましたがまだ書いてなかったので。
使ったデッキについては、公式サイトにも載ってるのでそちらを参照していただければ。
本戦に至るまで、最終的な目標に対して目標を3分割して調整をしていました。
最終的な目標は、日本代表になること。
で、その前段階として、その事前にあるPTQで好成績を修めること。
更にその前段階として、PTQで戦うためのデッキを作ること。
そのために、大阪で確固とした練習環境を確立すること。
で、実は一番最初の「練習環境」の目標がとても達成が難しい目標でした。
大阪という新しい土地にきて、明らかに関東と比べてマジックを定期的にする環境として劣っていると言わざるを得ない状況。毎週かならずどこかでスタンダードのイベントがある関東、逆にPTQやGPTじゃないとスタンダードのイベントがない大阪。
更に平日ちょっと足を伸ばせばだれかとスタンダードができていたのが関東、まだそんな人脈を築けていない大阪。
こうした経緯から、ある種の「緊急的手段」としてずっと凍結してたMOのスタンの本格的復活に至りました。そのおかげで、なんとかスタンの練習もできるようになりました。その結果、2つのPTQで2回3没という納得のいく結果を残すことができました。(前段階の目標としては充分です)
しかしこれはあくまで「緊急的手段」です。今年のニッセンのように、M11導入前の環境であればMOで練習できますが、例えば去年のニッセンのように新エキスパンション発売直後であった場合この方法では通用しません。やはり、関東のような練習環境の構築というのは急務です。
ちょっと話が脱線しましたが、今回のデッキの構築に至る経緯はとても簡単でした。
1.キブラーバントは強い。しかし、デッキがバレて、相手が正しいプレイングをしてくるようになると、どうしてもフィニッシュの遅さが目立ってしまう。特に《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths》が土地3枚持ってきたり、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》が相手の除去の前に怖気づいて腐ったりすると負けに直結する。
2.この辺を打開できる、重くてもいいけど決まれば勝てる必殺技が欲しい
3.じゃあ徴兵で
シンプル。
事前に仙台でLC(笑)が証明したように、見えていないところからの君主徴兵コンボの威力は絶大です。不用意にタップアウトするジャンドの多さといったら!
PTQやMOでの調整では特にそういった部分が目立ちました。
というわけで生まれたデッキが"Previous Level Bant"です。
キブラーバント=Next Level Bantですが、由来のNext Level Blueというデッキには亜種としてPrevious Level Blueというデッキが存在しました。それだけですw
ただ今回非常に心残りになってしまったのはサイドボード。《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》を2枚採用したのはよかったんですが、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》はやはりヒヨりでした。赤単と同系、あとはラッシュが開発した新デッキ青赤緑に強いと思って入れてたんですが、結局同系と青赤緑には当たらずじまい。どうしても、直前の情報に惑わされてしまう傾向が結構あります。
この辺の「ちょっと目的が怪しいカード枠」を《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》にしていれば、隆盛していた赤単も叩き潰すことができたかもしれません。
で、以下は本戦レポ。
1グリクシス ○○
2Super Friends ○○
3ターボランド ○×○
4巫女ジャンド ××
巫女ジャンドはこちらの除去の薄さを上手く突かれて、巫女除去れないまま大量に土地が並んでギャング強すぎて負け。ジャンドに久しぶりに負けて結構凹んだ。
ここからドラフト。ナベと同卓。組んだデッキは青黒の除去コン。《弱者の消耗/Consume the Meek》を初手で取ったんだけど、刺さる相手にあたらず。
初戦で当たった相手のデッキがゴッドオフゴッドで、ペラッカ落下とかされて負け。その後無事2-0。ナベのデッキもゴッドだったので、かわせたのが勝因。
セカンドドラフトは今度は自分がペラッカ落下するデッキ。《溶口/Magmaw》とかもあってかなり強め。ナベ、三田村さんをかわして3-0。ついとった。
2敗のままスタンへ。
5ジャンド(イヤナガ) ×○○
イヤナガがこっちのデッキに対する正しいプレイングができなくなってしまって勝利。
6青白 ○○
7赤単(モリカツ) ○○
相手がほぼ確定でやる気がなくて、ドローにもやる気がなかったw
8バントビッグマナ (白キコさん) ○××
多分普通にやれば青白系の相手だから相性は相当よかったと思うけど、なぜか《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》がデッキケースの中でかくれんぼしてて負け。
ここでくだらない敗北をしてしまったせいで、初戦でモリカツに当たることになってしまった。多分これが今回最大の後悔。トップ8には残っていたとはいえ、相手がモリカツじゃなくて違う人だったらまた少し結果も違っただろうと思う。そう思わせるくらい森勝洋というプレイヤーは強い。
で、準々決勝はみなさんご存知の通りモリカツ圧勝。
1本目はこちらダブマリ後、相手がガイドガイド稲妻4枚で乙
2本目はシングルマリガンでそこそこいいハンドったが、最初の5枚くらいのドローで《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》3枚と《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》がこんにちはして詰んだ。(サイド後徴兵の2枚目は必要ないので抜いていた)
3本目はダブルマリガン後、青緑しか出ずに乙
というわけで実質3事故でしたとさ。あまりにも酷い負けだったのでもう嘆くしかなかったっす。
あと一歩で最終目標が達成できなかったので、とにかく今回はトップ8に久々に入れた喜びよりも悔しさのほうが多くて、客観的に見たらハァ?と思う人も多いかもしれないです。アムステルダムに行けるかどうかはまだ確定しませんが、行けるようになったら必ずや目標達成したいと思います。
そのために、まずは大阪のマジックをもっと活性化させたいなと思っています。
近々オープンするらしい「猫屋敷(仮)」がきっと大きな助けになるでしょう。
使ったデッキについては、公式サイトにも載ってるのでそちらを参照していただければ。
本戦に至るまで、最終的な目標に対して目標を3分割して調整をしていました。
最終的な目標は、日本代表になること。
で、その前段階として、その事前にあるPTQで好成績を修めること。
更にその前段階として、PTQで戦うためのデッキを作ること。
そのために、大阪で確固とした練習環境を確立すること。
で、実は一番最初の「練習環境」の目標がとても達成が難しい目標でした。
大阪という新しい土地にきて、明らかに関東と比べてマジックを定期的にする環境として劣っていると言わざるを得ない状況。毎週かならずどこかでスタンダードのイベントがある関東、逆にPTQやGPTじゃないとスタンダードのイベントがない大阪。
更に平日ちょっと足を伸ばせばだれかとスタンダードができていたのが関東、まだそんな人脈を築けていない大阪。
こうした経緯から、ある種の「緊急的手段」としてずっと凍結してたMOのスタンの本格的復活に至りました。そのおかげで、なんとかスタンの練習もできるようになりました。その結果、2つのPTQで2回3没という納得のいく結果を残すことができました。(前段階の目標としては充分です)
しかしこれはあくまで「緊急的手段」です。今年のニッセンのように、M11導入前の環境であればMOで練習できますが、例えば去年のニッセンのように新エキスパンション発売直後であった場合この方法では通用しません。やはり、関東のような練習環境の構築というのは急務です。
ちょっと話が脱線しましたが、今回のデッキの構築に至る経緯はとても簡単でした。
1.キブラーバントは強い。しかし、デッキがバレて、相手が正しいプレイングをしてくるようになると、どうしてもフィニッシュの遅さが目立ってしまう。特に《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths》が土地3枚持ってきたり、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》が相手の除去の前に怖気づいて腐ったりすると負けに直結する。
2.この辺を打開できる、重くてもいいけど決まれば勝てる必殺技が欲しい
3.じゃあ徴兵で
シンプル。
事前に仙台でLC(笑)が証明したように、見えていないところからの君主徴兵コンボの威力は絶大です。不用意にタップアウトするジャンドの多さといったら!
PTQやMOでの調整では特にそういった部分が目立ちました。
というわけで生まれたデッキが"Previous Level Bant"です。
キブラーバント=Next Level Bantですが、由来のNext Level Blueというデッキには亜種としてPrevious Level Blueというデッキが存在しました。それだけですw
ただ今回非常に心残りになってしまったのはサイドボード。《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》を2枚採用したのはよかったんですが、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》はやはりヒヨりでした。赤単と同系、あとはラッシュが開発した新デッキ青赤緑に強いと思って入れてたんですが、結局同系と青赤緑には当たらずじまい。どうしても、直前の情報に惑わされてしまう傾向が結構あります。
この辺の「ちょっと目的が怪しいカード枠」を《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》にしていれば、隆盛していた赤単も叩き潰すことができたかもしれません。
で、以下は本戦レポ。
1グリクシス ○○
2Super Friends ○○
3ターボランド ○×○
4巫女ジャンド ××
巫女ジャンドはこちらの除去の薄さを上手く突かれて、巫女除去れないまま大量に土地が並んでギャング強すぎて負け。ジャンドに久しぶりに負けて結構凹んだ。
ここからドラフト。ナベと同卓。組んだデッキは青黒の除去コン。《弱者の消耗/Consume the Meek》を初手で取ったんだけど、刺さる相手にあたらず。
初戦で当たった相手のデッキがゴッドオフゴッドで、ペラッカ落下とかされて負け。その後無事2-0。ナベのデッキもゴッドだったので、かわせたのが勝因。
セカンドドラフトは今度は自分がペラッカ落下するデッキ。《溶口/Magmaw》とかもあってかなり強め。ナベ、三田村さんをかわして3-0。ついとった。
2敗のままスタンへ。
5ジャンド(イヤナガ) ×○○
イヤナガがこっちのデッキに対する正しいプレイングができなくなってしまって勝利。
6青白 ○○
7赤単(モリカツ) ○○
相手がほぼ確定でやる気がなくて、ドローにもやる気がなかったw
8バントビッグマナ (白キコさん) ○××
多分普通にやれば青白系の相手だから相性は相当よかったと思うけど、なぜか《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》がデッキケースの中でかくれんぼしてて負け。
ここでくだらない敗北をしてしまったせいで、初戦でモリカツに当たることになってしまった。多分これが今回最大の後悔。トップ8には残っていたとはいえ、相手がモリカツじゃなくて違う人だったらまた少し結果も違っただろうと思う。そう思わせるくらい森勝洋というプレイヤーは強い。
で、準々決勝はみなさんご存知の通りモリカツ圧勝。
1本目はこちらダブマリ後、相手がガイドガイド稲妻4枚で乙
2本目はシングルマリガンでそこそこいいハンドったが、最初の5枚くらいのドローで《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》3枚と《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》がこんにちはして詰んだ。(サイド後徴兵の2枚目は必要ないので抜いていた)
3本目はダブルマリガン後、青緑しか出ずに乙
というわけで実質3事故でしたとさ。あまりにも酷い負けだったのでもう嘆くしかなかったっす。
あと一歩で最終目標が達成できなかったので、とにかく今回はトップ8に久々に入れた喜びよりも悔しさのほうが多くて、客観的に見たらハァ?と思う人も多いかもしれないです。アムステルダムに行けるかどうかはまだ確定しませんが、行けるようになったら必ずや目標達成したいと思います。
そのために、まずは大阪のマジックをもっと活性化させたいなと思っています。
近々オープンするらしい「猫屋敷(仮)」がきっと大きな助けになるでしょう。
コメント
なんか森さんとのカバレッジで全然関係ない石丸さんの名前が出ててちょっと笑った
次がんばろうず!