『ムーンセイバー』

4 《金属海の沿岸》
4 《氷河の城砦》
6 《島》
6 《平地》
4 《墨蛾の生息地》
1 《ムーアランドの憑依地》
1 《幽霊街》

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-土地(26)-

3 《月皇ミケウス》
4 《瞬唱の魔道士》
2 《聖別されたスフィンクス》

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-クリーチャー(9)-
4 《マナ漏出》
3 《雲散霧消》
3 《はらわた撃ち》
3 《熟慮》
4 《深夜の出没》
2 《審判の日》
1 《忘却の輪》
3 《饗宴と飢餓の剣》
2 《エルズペス・ティレル》

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-呪文(25)-
3 《ミラディンの十字軍》
2 《審判の日》
2 《漸増爆弾》
2 《存在の破棄》
2 《機を見た援軍》
1 《記憶の熟達者、ジェイス》
2 《墓場の浄化》
1 《瞬間凍結》

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-サイドボード(15)-

・デッキができるまで
構築劇場でも書いたとおり、青白のブレード系のクロックパーミッションがソリューションだと思っていた。実際、青白の人間ビートもビート色が強いけどクロックパーミッションのひとつとして挙げられるだろう。
で、青白のブレードについてはもともと存在していたデッキだったけど、構築劇場でも書いたとおり《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》への依存度が高すぎて特にサイドボード後の戦いで不利になることがとても多かった。
とにかく線が細すぎるのである。

また、キープ基準が実質的に《マナ漏出/Mana Leak》と《はらわた撃ち/Gut Shot》(これはかなりギリギリ)くらいしかないのが本当に気に入らなかった。何か、他に有効な2マナ域が必要だ。選択肢の1つに上がったのは《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck》で、実際構築劇場に上げたデッキがそれだ。しかし残念なことに純正青緑ではマナバランスに問題はあったし、ビートダウン耐性が低すぎた。そのため、いったんこれはお蔵入りさせて青白の方向性を模索する。
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の選択肢はあったが、デッキの構成を大きくゆがめてしまう。もちろんビートダウン耐性は低い。

そこで登場したのが《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》だった。

・2ターン目にキャストできる
・《深夜の出没/Midnight Haunting》《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》との相性が抜群であり、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》頼みの打撃力底上げになる
・《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を装備できる
・後半はただのデカブツとしても運用できる

カウンターを構えながら動くことを前提にしたこのデッキの《打開/Breakthrough》策だった。

・プレイテストとデッキ相性
MOでテストしたところ、ケッシグ系のデッキに圧倒的といってもいい勝率を残すことができた。また、ソーラーフレアにも同様だった。青黒とは五分の戦いだったが広島前には大きく数を減らしていた。
ただし問題はMOで流行し始めていた白系ビートダウンだった。緑白は《はらわた撃ち/Gut Shot》が有効で、《審判の日/Day of Judgment》もかなり刺さりやすく、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》も絡めてサイドボード後徹底してコントロールデッキとして動くことで克服した。だが青白だけはどうしようもなかった。《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》が本当にこのデッキにとって癌だった。

しかし、これまでの経験からもMOでの流行が日本の流行となるまでにはかなり大きなタイムラグがあることがわかっていた。その差は約2週間くらい。そのため、ブリスベン型の緑白は流行ることは予想していたがが青白が流行ることは予想していなかった。

・結果
3BYE
4青白黒 ××(ナベ)
5ケッシグ ×○○
6赤単  ○○(でぶ)
7青白人間 ○○
8白単装備 ×○○
9青白人間 ×○○(北山さん)
8-1で初日突破

10同系 ○-
11ケッシグ ×○○(コガモ)
12赤単 ×○×
13青白人間 ×× 
14青黒 ○○
15青白人間 ○××

実に、メタから斬った青白人間に4回も当たるというこの悲しみ。
むしろ、そのうち2回も勝てたことはラッキーと言えよう。
勝ったゲームは、2ターン目のミケウスから3t剣、墨蛾で3回殴って毒殺が2回というあまりに嘘臭いものだった。負けたゲームは、おおむね1枚のせい。

《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》である。

13回戦の「彼」に至っては、サイドボードに4枚。勝てるわけがない。
15回戦3本目は、土地2枚熟慮2枚でキープしたところ事故って、《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》だけで負けた。

自分は青白をメタから斬っていたのだが、2日目の上位層は青白同系をメタっていたのだ。そりゃ勝てないよ。

おそらく、今回のGPは《出産の殻/Birthing Pod》を使うのが正解だったかもしれない。でも、その選択を取っていたら初日に勝てなかったかもしれない。
『ムーンセイバー』は白系ビートにはメインでは相性が悪いけど、そのうちまたコントロールが支配的になる環境がくる。ケッシグがメタの上位からいなくなることは有り得ないだろうし。今回たまたま、赤単や青白に当たりすぎただけという可能性もある。
そこそこ自信もあったから、負けてしまったのはとても残念。

・これから
Finalsは青緑縛りで

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