The Last Sun 2016
2016年12月19日 Magic: The Gathering コメント (1)
トーナメントマジックに真剣に取り組むようになって10年、ついに念願の初タイトルを手にすることが出来ました!
Last Sunという大会はかつてあったThe Finalsを受け継ぐ大会であり、初めて大きな大会の予選に出た(確か高校生の時)のがそのThe Finalsだったことを思うと、この結果を残すことができたのはある種の因果だったのかなーとまで思いました。
ヤシオリ作戦
6 《森》
4 《山》
1 《島》
2 《燃えがらの林間地》
2 《進化する未開地》
3 《植物の聖域》
4 《霊気拠点》
4 《導路の召使い》
3 《つむじ風の巨匠》
3 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》
4 《約束された終末、エムラクール》
4 《霊気との調和》
4 《蓄霊稲妻》
1 《天才の片鱗》
4 《発生の器》
4 《織木師の組細工》
4 《霊気池の驚異》
1 《サヒーリ・ライ》
2 《反逆の先導者、チャンドラ》
SB
3 《不屈の追跡者》
3 《払拭》
3 《否認》
2 《ヴァラクートの涙》
2 《コジレックの帰還》
1 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
1 《生命の力、ニッサ》
Revival:イオナズン
2 《山》
2 《踏み鳴らされる地》
2 《血の墓所》
1 《蒸気孔》
4 《樹木茂る山麓》
3 《血染めのぬかるみ》
4 《銅線の地溝》
2 《ダクムーアの回収場》
4 《傲慢な新生子》
4 《ナルコメーバ》
4 《恐血鬼》
4 《臭い草のインプ》
4 《秘蔵の縫合体》
4 《ゴルガリの墓トロール》
1 《災いの悪魔》
4 《信仰無き物あさり》
3 《燃焼》
4 《安堵の再会》
3 《壌土からの生命》
1 《集団的蛮行》
4 《虚空の力線》
2 《自然の要求》
2 《暗黒破》
2 《稲妻の斧》
1 《仕組まれた爆薬》
1 《集団的蛮行》
1 《古えの遺恨》
1 《破壊的な享楽》
1 《骨までの齧りつき》
※デッキリスト引用元:
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3683
デッキ名は正しいものに修正させていただきましたw
スタンダードのデッキはPTKaladeshで使ったヤシマ作戦のアップデートバージョン(というか、PTKaladesh後、自分が考えていた昂揚と霊気池をハイブリッドするという発想が一般的になった)ということでヤシオリ作戦。
よくネットで見るリストと違うところは、《サヒーリ・ライ》と《天才の片鱗》を採用しているところで、それぞれ《反逆の先導者、チャンドラ》の3枚目と《つむじ風の巨匠》の4枚目の代わりの枠として入れています。
《反逆の先導者、チャンドラ》は2RRという重いコストの分強力ですが手札に2枚来てしまったときどうしてもダブつくというデメリットがある一方、主な役割は墓地に落ちてカードタイプを増やすことなので、散らした方が多くの状況に対応しやすいかなと考えて採用しました。実際、マルドゥ機体に対して《織木師の組細工》をコピーして勝ったりしたので、結果的にもよかったと思います。
《天才の片鱗》についてはインスタントとソーサリーがどうしてもメインで少ないということで入れました。場合によっては《慮外な押収》でもいいかと思いましたが、十分なプレイテスト時間がなかった(というか1回も回せていない)ので軽い方にしました。
Last Sunには前々から出る予定で準備を進めていたので練習もそれなりにしたいなーとは思っていたところ、年末の関係で仕事もかなり忙しく結局スタンダードはMOで1回リーグに出たっきりでした。しかも1-3。とはいえ、モダンの経験値はそれなりにありましたし、ある程度スタンダードで上振れてくれれば好成績は残せるかなと思っていました。
【初日】
R1 マルドゥ機体 〇〇
2本目で相手の土地がダブルスリーブとそうでないスリーブが混在していることに気づき、流石にまずいのでジャッジ呼んだら故意性はなかったもののゲーム続行不可能の裁定が出てGL。
R2 同型 〇〇
R3 黒緑昂揚 〇〇
R4 青白Flash ××(http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3693)
(モダン)
R5 赤緑Scapeshift 〇〇
R6 ジャンド 〇〇
R7 トリコ昇天 ×〇〇 (J★Speed君)
R8 同型 〇×〇
3本目はほぼ力線だけで勝ち。
スタン上振れてモダンも墓地対策ほとんどなかったので1敗でターン。
(ちなみに初日で3敗以上したら2日目は出ない約束をしていたwプロツアーよりも厳しい足切りw)
【2日目】
R9 白黒機体 ××
ハンデスとビートダウンをうまく絡められて死亡。
R10 緑黒昂揚 〇×〇(木原君)
R11 4Cドレッジ ×〇×(Limhさん)
1本目でエネルギー20個と10マナくらい出たけど何もできなかったw
スタン予定調和の1-2w そして崖。
R12 ジャンド 〇〇
R13 同型 〇×〇(仲田君)
3本目やっぱり力線だけで勝ち。
R14 ID
ちょうど目有りの人だけで8人になったのでIDで無事通過。
決勝ラウンド
QF(スタン)マルドゥ機体with奇襲隊 〇×〇〇
1本目と4本目で相手がダブルマリガンしていた幸運もあり、一度も《霊気池の驚異》から《約束された終末、エムラクール》しなかったけど素出しが普通に間に合って勝ち。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3725
SF(モダン) サン&ムーン 〇××〇〇
こちらにフォーマット選択権があって、実況見直したらモダン選択したのはミスじゃないかと言われていたけど、スタンダードがあまり練習できていなくて自信がなかったのと、相手のリストを見て事実上《神々の憤怒》とサイドの《安らかなる眠り》だけケアしていれば勝てる自信があったのでモダンにしました。
昔はよく言われていた話ですが、ドレッジを対策する場合には同じカードを多く積むよりも、対策カードを散らした方が有効である場合が多いです。《安らかなる眠り》だけに頼るよりも、例えば3枚のうち1枚を《貪欲な罠》にするとか、そういうのがとても効きます。
で、結果は2本目で落ちが甘くて落としたり、3本目まさかの1ターン目ナヒリで落としたりという不運に襲われるも、4本目5本目は逆にこっちがツイていて無事に勝利。5本目はマリガン後赤緑ランド+《信仰無き物あさり》+《自然の要求》とかいう神ハンドが来てくれてほぼ勝ちを確信しました。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3721
Final(スタン) 4Cドレッジ 〇×〇〇
1本目はストレートに《霊気池の驚異》から《約束された終末、エムラクール》が決まって勝ち、3本目は相手のドブンに対して《霊気池の驚異》
が6枚目に《約束された終末、エムラクール》からの相手の《コジレックの帰還》で大逆転というスーパーラッキー。4本目は疲れからか《老いたる深海鬼》のタフネスを勘違いする凡ミスを犯してしまい流石に負けを覚悟するも、あと1マナで《約束された終末、エムラクール》を素出し+《コジレックの帰還》で一掃、という盤面を維持し続けて最終的には《霊気池の驚異》から《霊気との調和》で無理やり土地持ってきて《約束された終末、エムラクール》叩きつけて勝ち。
その過程で《墓後家蜘蛛、イシュカナ》と《コジレックの帰還》をドローできたのはベストではなかったものの、やはりラッキーでした。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3729
そんなわけで、生まれて初めての賞金制イベント優勝ということに相成りました。
インタビューでも再三言っていますが、仕事と家庭とマジックの調和というのは本当に大変ですが、達成できたときの幸せというのは計り知れません。これからもいろいろな条件の中で時間を見つけてマジックに取り組むことになっていくと思いますが、せっかく応援してくれる家族がいるので、特に来年の最初のPTは精一杯結果を出せるように頑張りたいと思います。
それでは、
Decks, be Ambitious!!
Last Sunという大会はかつてあったThe Finalsを受け継ぐ大会であり、初めて大きな大会の予選に出た(確か高校生の時)のがそのThe Finalsだったことを思うと、この結果を残すことができたのはある種の因果だったのかなーとまで思いました。
ヤシオリ作戦
6 《森》
4 《山》
1 《島》
2 《燃えがらの林間地》
2 《進化する未開地》
3 《植物の聖域》
4 《霊気拠点》
4 《導路の召使い》
3 《つむじ風の巨匠》
3 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》
4 《約束された終末、エムラクール》
4 《霊気との調和》
4 《蓄霊稲妻》
1 《天才の片鱗》
4 《発生の器》
4 《織木師の組細工》
4 《霊気池の驚異》
1 《サヒーリ・ライ》
2 《反逆の先導者、チャンドラ》
SB
3 《不屈の追跡者》
3 《払拭》
3 《否認》
2 《ヴァラクートの涙》
2 《コジレックの帰還》
1 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
1 《生命の力、ニッサ》
Revival:イオナズン
2 《山》
2 《踏み鳴らされる地》
2 《血の墓所》
1 《蒸気孔》
4 《樹木茂る山麓》
3 《血染めのぬかるみ》
4 《銅線の地溝》
2 《ダクムーアの回収場》
4 《傲慢な新生子》
4 《ナルコメーバ》
4 《恐血鬼》
4 《臭い草のインプ》
4 《秘蔵の縫合体》
4 《ゴルガリの墓トロール》
1 《災いの悪魔》
4 《信仰無き物あさり》
3 《燃焼》
4 《安堵の再会》
3 《壌土からの生命》
1 《集団的蛮行》
4 《虚空の力線》
2 《自然の要求》
2 《暗黒破》
2 《稲妻の斧》
1 《仕組まれた爆薬》
1 《集団的蛮行》
1 《古えの遺恨》
1 《破壊的な享楽》
1 《骨までの齧りつき》
※デッキリスト引用元:
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3683
デッキ名は正しいものに修正させていただきましたw
スタンダードのデッキはPTKaladeshで使ったヤシマ作戦のアップデートバージョン(というか、PTKaladesh後、自分が考えていた昂揚と霊気池をハイブリッドするという発想が一般的になった)ということでヤシオリ作戦。
よくネットで見るリストと違うところは、《サヒーリ・ライ》と《天才の片鱗》を採用しているところで、それぞれ《反逆の先導者、チャンドラ》の3枚目と《つむじ風の巨匠》の4枚目の代わりの枠として入れています。
《反逆の先導者、チャンドラ》は2RRという重いコストの分強力ですが手札に2枚来てしまったときどうしてもダブつくというデメリットがある一方、主な役割は墓地に落ちてカードタイプを増やすことなので、散らした方が多くの状況に対応しやすいかなと考えて採用しました。実際、マルドゥ機体に対して《織木師の組細工》をコピーして勝ったりしたので、結果的にもよかったと思います。
《天才の片鱗》についてはインスタントとソーサリーがどうしてもメインで少ないということで入れました。場合によっては《慮外な押収》でもいいかと思いましたが、十分なプレイテスト時間がなかった
Last Sunには前々から出る予定で準備を進めていたので練習もそれなりにしたいなーとは思っていたところ、年末の関係で仕事もかなり忙しく結局スタンダードはMOで1回リーグに出たっきりでした。しかも1-3。とはいえ、モダンの経験値はそれなりにありましたし、ある程度スタンダードで上振れてくれれば好成績は残せるかなと思っていました。
【初日】
R1 マルドゥ機体 〇〇
2本目で相手の土地がダブルスリーブとそうでないスリーブが混在していることに気づき、流石にまずいのでジャッジ呼んだら故意性はなかったもののゲーム続行不可能の裁定が出てGL。
R2 同型 〇〇
R3 黒緑昂揚 〇〇
R4 青白Flash ××(http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3693)
(モダン)
R5 赤緑Scapeshift 〇〇
R6 ジャンド 〇〇
R7 トリコ昇天 ×〇〇 (J★Speed君)
R8 同型 〇×〇
3本目はほぼ力線だけで勝ち。
スタン上振れてモダンも墓地対策ほとんどなかったので1敗でターン。
(ちなみに初日で3敗以上したら2日目は出ない約束をしていたwプロツアーよりも厳しい足切りw)
【2日目】
R9 白黒機体 ××
ハンデスとビートダウンをうまく絡められて死亡。
R10 緑黒昂揚 〇×〇(木原君)
R11 4Cドレッジ ×〇×(Limhさん)
1本目でエネルギー20個と10マナくらい出たけど何もできなかったw
スタン予定調和の1-2w そして崖。
R12 ジャンド 〇〇
R13 同型 〇×〇(仲田君)
3本目やっぱり力線だけで勝ち。
R14 ID
ちょうど目有りの人だけで8人になったのでIDで無事通過。
決勝ラウンド
QF(スタン)マルドゥ機体with奇襲隊 〇×〇〇
1本目と4本目で相手がダブルマリガンしていた幸運もあり、一度も《霊気池の驚異》から《約束された終末、エムラクール》しなかったけど素出しが普通に間に合って勝ち。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3725
SF(モダン) サン&ムーン 〇××〇〇
こちらにフォーマット選択権があって、実況見直したらモダン選択したのはミスじゃないかと言われていたけど、スタンダードがあまり練習できていなくて自信がなかったのと、相手のリストを見て事実上《神々の憤怒》とサイドの《安らかなる眠り》だけケアしていれば勝てる自信があったのでモダンにしました。
昔はよく言われていた話ですが、ドレッジを対策する場合には同じカードを多く積むよりも、対策カードを散らした方が有効である場合が多いです。《安らかなる眠り》だけに頼るよりも、例えば3枚のうち1枚を《貪欲な罠》にするとか、そういうのがとても効きます。
で、結果は2本目で落ちが甘くて落としたり、3本目まさかの1ターン目ナヒリで落としたりという不運に襲われるも、4本目5本目は逆にこっちがツイていて無事に勝利。5本目はマリガン後赤緑ランド+《信仰無き物あさり》+《自然の要求》とかいう神ハンドが来てくれてほぼ勝ちを確信しました。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3721
Final(スタン) 4Cドレッジ 〇×〇〇
1本目はストレートに《霊気池の驚異》から《約束された終末、エムラクール》が決まって勝ち、3本目は相手のドブンに対して《霊気池の驚異》
が6枚目に《約束された終末、エムラクール》からの相手の《コジレックの帰還》で大逆転というスーパーラッキー。4本目は疲れからか《老いたる深海鬼》のタフネスを勘違いする凡ミスを犯してしまい流石に負けを覚悟するも、あと1マナで《約束された終末、エムラクール》を素出し+《コジレックの帰還》で一掃、という盤面を維持し続けて最終的には《霊気池の驚異》から《霊気との調和》で無理やり土地持ってきて《約束された終末、エムラクール》叩きつけて勝ち。
その過程で《墓後家蜘蛛、イシュカナ》と《コジレックの帰還》をドローできたのはベストではなかったものの、やはりラッキーでした。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3729
そんなわけで、生まれて初めての賞金制イベント優勝ということに相成りました。
インタビューでも再三言っていますが、仕事と家庭とマジックの調和というのは本当に大変ですが、達成できたときの幸せというのは計り知れません。これからもいろいろな条件の中で時間を見つけてマジックに取り組むことになっていくと思いますが、せっかく応援してくれる家族がいるので、特に来年の最初のPTは精一杯結果を出せるように頑張りたいと思います。
それでは、
Decks, be Ambitious!!
コメント
自分も仕事・家族・MTGの両立に四苦八苦しながら楽しんでいますので、同じような境遇の方が優勝されて結果を残すというのは非常に嬉しくも有りまた、自分も頑張ろうという気持ちになります。
今後も両立しながらのご発展、期待しております。