インターネットで誰でもデッキリストが手に入れられる昨今、デッキを通じて自己の存在を示すためにはデッキ名というのが不可欠です。だからこそ、僕は恥ずかしいデッキ名をつけているわけですが・・・w

先日、とある人から「どうやってそのデッキ名つけてんのw?」という煽りに似た質問を受けたので、答えたいと思います。誰得。

基本的に、デッキ名は連想ゲームでつけています。
《絶望の天使/Angel of Despair》→ハゲ→クリリン→太陽拳
みたいな感じです。その連想先は、概ね以下のパターンに分けられます。

パターンA 四字熟語
例:森羅万象(ツリーフォークデッキw)
  一騎当千(賛美ビート)
四字熟語はいかにもカタい感じがしてなんとなくカッコいい!(中2)
それっぽい四字熟語を見つけたら、強引にカードから連想させます。
ツリーフォーク→木→森→森羅万象



パターンB ジャンプマンガ
例:太陽拳
  狼牙風風拳
  セル
  天翔龍閃
ジャンプマンガは知名度が非常に高く、イメージがしやすいものが多いので定着しやすいです。これも、なんとなく語感がいいのを見つけて、あとは強引にカードから連想させます。
《最高の時/Finest Hour》→2回殴る→飛天御剣流剣技は隙のない2段構え→あまかけ

パターンC 北欧神話
例:ユグドラシル
  ラグナロク
いかにも語感が中2っぽいです。あまりに中2っぽさに、「今日何使ってんの?」「ユグドラシル」と答えるのが恥ずかしくなりますが、それを乗り越えたところに 言葉に出来ない快感に似たナニカがあります。いけるいける。
《花を手入れする者/Bloom Tender》→植物を手入れ→樹の手入れ→世界樹→ユグドラシル

北欧神話の用語辞典とか(http://www.mythbiblio.com/category/scandinavian_myth/index.html)見ると、シミチンの将来のデッキ名が大量に転がっているのでオススメです。グレイプニルとか、グーングニールとか、レーヴァンテインとか。結構他のゲームに使われているものが多いので、そっちを連想する人も多いかも。

パターンD FF、ドラクエ等の鉄板タイトル
例:イオナズン
  グランドクロス
  アルテマウェポン
やはりジャンプマンガと同様、知名度がモノを言います。
ちなみに東方は、知っている人と知らない人の差が激しいので使いづらいタイトルです。
《暴力的な根本原理/Violent Ultimatum》→アルテマウェポン

パターンE キーカードの組み合わせ
例:Scryb and Force
非常に分かりやすく、広く一般的に使われている方法な気がします。しかし中2度は激減します。

パターンF 言語を変えてみる
例:Solar Flare,Galaxy
連想先が海外ではどのように呼ばれているかを参考にします。
万一作ったデッキが世界レベルだった場合、この作業が必須ですw

パターンG どうしても思いつかない場合
例:CAFFE VELOCE KANDA NORTH EXIT
『デッキ名の欄を埋め尽くすくらい色々書いてみる』

自分が作っていないデッキや、調整中とかでデッキ名未定の場合、とりあえずデッキ名を無茶苦茶長い文にしてしまったり、そのときのマイブームを記入したりしますw そうすればそんな名前では間違っても定着しないので、万が一のとき(勝っちゃったとき)も安心です。デッキ名空欄?そんな勿体無いことはおいらにはできゃーせん。

『天翔龍閃』
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《活発な野生林/Stirring Wildwood》
2《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4《森/Forest》
3《平地/Plains》
2《島/Island》
2《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》
1《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
2《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
1《湿地の干潟/Marsh Flats》

4《貴族の教主/Noble Hierarch》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》
3《エメリアの天使/Emeria Angel》
4《流刑への道/Path to Exile》
2《最高の時/Finest Hour》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel》

1《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》
1《バントの魔除け/Bant Charm》
1《蒸気の捕獲/Vapor Snare》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
___________________
4《大貂皮鹿/Great Sable Stag》
3《コーの火歩き/Kor Firewalker》
3《否認/Negate》
1《蒸気の捕獲/Vapor Snare》
3《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》
1《地盤の際/Tectonic Edge》

↑サンディエゴで使用したレシピです。

このデッキに関しては早晩、デッキ構築劇場で詳しく解説されるので調整過程を紹介しようと思います。

当初、このデッキには《エメリアの天使/Emeria Angel》は採用されておらず、代わりに《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》《硬鎧の群れ/Scute Mob》《壌土のライオン/Loam Lion》が採用されていました。
しかし土地が26枚も入っているにもかかわらず《硬鎧の群れ/Scute Mob》はしばしば《さまようもの/Wandering Ones》でした。特にジャンド相手に《荒廃稲妻/Blightning》を打たれたりするとそれが顕著。《貴族の教主/Noble Hierarch》含めて5マナには到達するけど・・・ということが多かったです。ただ《群れ》が決まった時と《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》のコンボはかなり魅力的です。

代わりに採用した《エメリアの天使/Emeria Angel》は確かに強力でした。しかし賛美でビートするはずのデッキがトークン並べてどうすんの?という瞬間や、白白出ないんですけど、という瞬間はありました。息切れ防止には一役買うんですが・・・。一転、《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》は1枚挿しで大活躍。それ以上増やしたくないカードですけど。


《悪斬の天使/Baneslayer Angel》はぶっちゃけデッキの中で一番浮いているカード。PT前のPWCで優勝した時、一番弱かったカードはアクザンだといい放ちましたがあながち嘘ではありません。調整時間の都合上PTでは残りましたが、今日のPWCは思い切ってメインから抜いて参戦してみようと思います。LSVが成功したのはここらへんの思い切りじゃないですかね?今日うまく行くか不明ですけどw

偶然にも《最高の時/Finest Hour》を使ったアプローチはZviによってもなされていました。まぁ強いですからね。ただ、彼らのレシピは《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》が採用されてなかったり《流刑への道/Path to Exile》が0枚で同系がキツすぎたりほとんど意味がない《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》が採用されてたり色々と臭うものでした。まぁ負けた自分が何を言ってもただの遠吠えですけどね。

調整時間が足りない中、PTで《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》を採用できたのは、誇らしいとすら思っています。二日目に進出していれば、大活躍だったでしょう。それだけに、ドラフトでの敗北やスタンダードでのプレイミスが心残りです。
イカ!イカ!

イカ!イカ!


イカ!イカ!イカ!

《潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemaker》!!!


あ、タコか。


イカ!イカ!イカ!

LSVは16連勝・・・。さっすが師匠や!!!

ちん「Can I have a T-shirt of Channel Fireball?(チャネルファイヤーボールのTシャツくれ)」

師匠「おk。次会うときには!」

わーいわーい。

今日は3000ドルドラフトに(ちゃんと出られれば)出てきます。もちろん途中で討ち死にした場合はそこから国際交流(笑)の鬼になります。

とにかく、イカ!びーあんびしゃす!

《ウギンの目/Eye of Ugin》について

誰もが見た瞬間ため息をつくこのダメ神話レア。しかしエルドラージ覚醒に含まれるカードによっては、このカードが日の目を見るかもしれない!?

・・・というわけでこのカードが強いと思えるようになるとしたらどんなカードが入るべきなのか妄想してみた。

前提:WWKのFAQによると、「エルドラージ」はクリーチャータイプらしい

1.無色のエルドラージ呪文のマナコストが2軽くなる
エルドラージ呪文が2マナ軽くなることがきっと大きな意味を持つに違いない。

2.7マナとタップで無色のクリーチャーをサーチ
きっと7マナかけてでもサーチしたくなるようなカードが入るに違いない。

1、2をあわせると・・・

以下妄想

エルドラージの両腕       4
伝説のアーティファクトクリーチャー・エルドラージ
防衛
            0/4

エルドラージの両脚       4
伝説のアーティファクトクリーチャー・エルドラージ
防衛
            0/4

封印されしエルドラージ   5
伝説のアーティファクトクリーチャー・エルドラージ
防衛
あなたが「エルドラージの両腕」という名前のクリーチャーと、「エルドラージの両脚」という名前のクリーチャー両方をコントロールしている場合、それらと封印されしエルドラージを生贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたは「覚醒したエルドラージ」という名前の、無色の20/20のアーティファクト・クリーチャー・トークンを戦場に出す。このクリーチャーは速攻とプロテクション(すべて)を持つ。                          0/5


まぁよーするに某なんとかゾディアなんですけど、オリカ乙。
7マナ揃っててウギンの目あるとパーツ持ってこれて7マナでいっぺんに3個出せますよ、というオリカ乙。出てくるエルドラージは大祖始を上回る強さだけどオリカ乙。




・・・妄想書いてて《スフィンクスの召喚士/Sphinx Summoner》で持って来れちゃうなーとかいうことに気付いた。はわわー。


もっと現実的アイディア募集。

エルドラージ覚醒のテーマはどうやら無色っぽい。
ソースは《幽霊火/Ghostfire》のフレイバーテキスト。

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サンディエゴで「21世紀の人斬り抜刀斎」を目指しますw
新デッキ、『天翔龍閃』で2連覇に成功。AKB杯も併せて14-1と絶好調。
レシピはサンディエゴ終わったら公開します。

PWCの優勝は、「ツリートップつんよー」とか言ってた2007年8月ぶりという超久しぶり。感無量。

この調子でサンディエゴも勝てるといいなぁ(死亡フラグ)

Q.デッキ名、恥ずかしくないの?

A.こんな恥ずかしいデッキ名つけるのは俺くらいしかいません。特に負けたときなんかは恥ずかしいにきまってますが、逆にそれがアイデンティティなのです!

はいはいわろすわろす

ウィキペディアから抜粋

天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)
飛天御剣流奥義。超神速の抜刀術。右足を前にして抜刀するという抜刀術の常識(通常、抜刀術は刀は左から抜刀するため、左足を前にすると抜刀時に斬ってしまう危険性があるため)を覆し、抜刀する瞬間に絶妙のタイミングで鞘側の足、つまり左足を踏み出し、その踏み込みによって刀を加速し「神速」の抜刀術を「超神速」にまで昇華させる。
初撃をかわされたとしても、超神速の刀が空を切ることで弾かれた空気が敵を打ち据えて行動を阻害し、さらに空気が弾かれてできた真空空間が元に戻ろうとする作用が相手を引き寄せ、回転による遠心力も加えたさらに強力な二撃目で斬る、二段構えの抜刀術。天翔龍閃に限らず、飛天御剣流の抜刀術は、全て隙の生じない二段構え(双龍閃で言えば鞘での攻撃)になっていると比古清十郎は語っている。


湘南は鎌倉出身の僕的には茅ヶ崎で開催されるこの大会には非常に期待していますw

http://60820.diarynote.jp/201002022210117570/

くろぺんさん頑張って!

で、多分他の予定もないので参戦することでしょうw
2/14? 約分して1/7だろwww


明日発売です!

みどころ

・ドリームクラブ
・狼牙風々拳
・あんちゃんのデッキ構築理論本邦初公開
・カルシウム
・ウルトラソリッド
・だいこうかいじだい
・拡張アート解説

その他ストーリー紹介など、読めばタイムワープすること間違いなし!

最後はこの言葉を引用して締めくくります

「狭量なプレイヤーは『物知りで強い自分』を演出するためにカジュアルを偉そうにケナすが、視野の広いプロプレイヤーは、ファンデッキのアイデアを決して低く見てはいないのだからな!」
ワールドウェイク発売 ドラクエ6発売

はやくやらせて

買ったら二日以内にクリアする
ファッションの話。


あんちゃんに褒めてもらえたら合格、それ以外は改める。というのが僕の基準ですw

まとめ:あんちゃんはオサレ
遅くなって大変申し訳ないが、さすがにこれは尻切れトンボにしておくには勿体無いのでちゃんと書きます。ようやくインフルも治って社会復帰できましたし。

_____________________________________
~前回までのあらすじ~
「ゲームロスです。」

な・・・

なんだと・・・

昨年暮れのThe Finalsに引き続き、またしてもデッキ登録ミスによるゲームロス。本当にアホですありがとうございました。

今年の目標:デッキ登録ミスはなくす

だがこんなときも希望の灯を失ってはならない。そう、ゲームロスによって先手!次のゲームは確実に先手!俺のターン!!!

2回戦 Zoo 0-2
俺の・・・ターン!!!
セット《Tropical Island》

相手
《不毛の大地/Wasteland》
・・・な・・・なんだその土地は・・・え、俺基本土地サーチするんちゃうの?え、違うの?
馬鹿な・・・

しかしまだ俺には土地はあるのだ!

セット《Tropical Island》
相手《不毛の大地/Wasteland》

なんだと・・・

土地が19枚の俺のデッキでは、この2枚のランデスはあまりに効きすぎた。なんとか相手の攻勢を4枚引いた《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で弾いていくが、最終的にはこの少ないマナのせいで相殺独楽が上手く使えず死。

だがしかし、これはただ俺があまりに相殺独楽に関してド素人だったのが主な原因であった。見えない《稲妻のらせん/Lightning Helix》等の2マナ域を怖がりすぎて、独楽ドローによる1マナ弾きを正しく行えなかったのである。

なんにせよ、これで0-2である。

言い換えれば、オーツーである。

前フリで色々と引っ張っておいて、オーツーというのはもはやあのまつがんが作り出した黄金パターンである。無論、模倣である。良いと思ったものは積極的に真似することが上達への近道だって誰かが言ってた。


とにかく、このままではオッサに選ばれしものになってしまう。それだけはなんとしても回避したいところ。

3回戦 ドラゴンストンピィ 1-2
1本目 ハハハ、《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》だ!赤いデッキでは対処が大変であろう!!→《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》だと・・・
な、なんだあのクリーチャーは懐かしすぎるぞっあ、俺死んだ

2本目 《大祖始/Progenitus》降臨!粉砕!ぎょく(ry
3本目 適当に捌いて《タルモゴイフ/Tarmogoyf》強すぎてかっち。

・・・いやーしかし《剣を鍬に/Swords to Plowshares》は強すぎる。《流刑への道/Path to Exile》の億千万倍強いw 何を今更という感じだがw

4回戦 忘却w 2-0
俺のライフメモには1本目は早々に相殺独楽、2本目はNatural Orderと書いてあるので、おそらく2ブンで勝ったんだろう。こういうのあるデッキはいいよね。

5回戦 続唱 2-0
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》→《献身的な嘆願/Ardent Plea》→《祖先の幻視/Ancestral Vision》とかされたけど、あんま関係なくて続唱見てから《大祖始/Progenitus》余裕でした。要所で《Force of Will》適当に構えるだけの簡単なお仕事だった。このカードは強すぎますね。

6回戦 Aluren 2-1
1本目 なかなか決めてを引けず、頑張ってタルモとRWMで殴り続けるもあと一歩のとこでカウンター尽きてコンボ決められて乙。
2本目 相手の色マナが事故ってるのを尻目にカウンター構えながら殴って最後は《大祖始/Progenitus》降臨で蹂躙
3本目 ドブン。1t教主2t相殺3t《大祖始》。この相殺も色々と悪さをして勝利。

やー、気持ちよすぎるドブンであった。レガシーのカードパワーでドブンとか本当に終わってると思った。

酸素スタートを切るも、なんとか4連勝で持ち直して最終戦へ。5-2にすれば一応人として恥ずかしくない数字にはなる。見た目だけ。サブマリンからの5-2と5-1から最後まけて5-2では雲泥であるが、そんなものは気にしたら負けということにしよう。とにかく5-2にすりゃいいんだよっ!

7回戦 ANT

そして対面に座るは・・・なかむらしゅーへいw
だがどうやら体調が悪そうである。熱があるらしい。
今思えば、俺のインフルはここから始まっていたのかもしれないw

1本目 《Force of Will》だけあるけど土地1枚なハンドをキープして案の定事故って乙りました

2本目 初手にWillキープして《大祖始/Progenitus》降臨させたら勝ちました

3本目 初手にWillと《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》が何故かそろい踏みして圧勝でした

・・・なにこれこわい

熱のあるナカシュー先生は早々に去っていきましたとさ。

最後はどうみても茶番でしたがとにかく人生初レガシーは5-2。0-2からの悪あがきとも言う。なんにせよ、極上のカードパワーで味わうマジックは至高であった。たまにはこういうのもいいなーと思ったけど、やっぱりボクみたいなでむぱプレイヤーにとってはスタンみたいなせまっ苦しい環境がお似合いだなーとも思ったw カードプール広すぎてどんな電波発すればいいのかさっぱりだもんね。

というわけで、これからもたまにはレガシーしたいなーと思います。



おわび

2010年1月14日 TCG全般
作者インフルエンザ罹患のため、更新はしばらくおまちください
Starcitygames.comというサイトがある。

インターネットをよく利用するMTGプレイヤーであれば知らない人のほうが少ないであろう。このサイトではカードの販売、有料記事の公開をこれまで長く続けてきた。そして、最近Starcitygames.comは50kトーナメントという賞金制のビッグイベントをスポンサーするようになったのだ。

この流れは日本にもやって来るのだろうか?

晴れる屋プレイド店のオープンにあわせ、同店は龍王戦とのコラボレーションを実現。実に88人という参加者人数を集めた。

同日に板橋でFDC、更に代々木でALMCという同フォーマットの大会が開かれているにも関わらず、である。これが何を意味するか?

トモハルさんへのご祝儀という意味で参加したプレイヤーも少なくないだろう。だが、確実にこのイベントの開催はレガシーという敷居の高いフォーマットの間口を広げた。効果的なブログによる宣伝、そして店舗共同開催による豪華賞品の実現。「あんまりやったことないけど出てみようかな」と思わせる工夫がそこにあった。

書く言う自分もその1人である。
デュアルランド童貞であり、Force of Will童貞でもある自分は当然Eternalのレーティングも1600。言うなれば完全にド素人。そんな状況でも、新規参入するには絶好の機会のように感じられたのだ。

ならばやることは1つである。

《神のカード/Tropical Island》、《神のカード/Force of Will》を4枚揃える!!

偶然にもローマでのトレードにより、「流石にシミックをこよなく愛する人間ならたしなみとして1枚くらい持っておくべきだろ」と入手した《Tropical Island》があったので、これは3枚かき集めるだけで良かった。同時に《Force of Will》も4枚借りることが出来たので、今回の初参戦が実現した。

ぶっちゃけ、上記2種の《神のカード》があれば他はまぁギルドランドとかM10ランドとかで誤魔化せるからなんとかなるだろ!

というわけで完成させたのはバントのNatural Orderである。
細かいレシピは割愛するが、デッキリストには《神聖なる泉/Hallowed Fountain》《寺院の庭/Temple Garden》《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》《氷河の城砦/Glacial Fortress》が書かれていたそうである。某《灰色熊/Grizzly Bears》《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をちょっと思い出した。

しかしデッキリスト最上位に「4《Tropical Island》」と書く快感たるや!ほぼイキかけた。

そして、サイドボードには久々の電波が飛び交った。
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》が足りなかったのだが、なんとなくWill撃ってくるようなデッキに《召喚の罠/Summoning Trap》が強い気がして、結局墓地対策は《貪欲な罠/Ravenous Trap》なので・・・

《罠師の引き込み/Trapmaker’s Snare》!!

これをデッキリストに記入したとき、やはり、ほぼイキかけた。

そして受付が終了し、デッキリストの提出も終了しかけたころ。ゆうやんに声をかけられる。

「《神のカード/Savannah》貸せるよ?」

揃った・・・3枚の神が・・・もはやこれは神によって運命付けられたといっても過言ではなかろう。初参加にして初の優勝が・・・(妄想)

急ぎ提出したデッキリストを回収し、《下位互換/Temple Garden》の名を消し、代わりに3枚目の神の名を記入する。ぬかりない。

だが、残念なことに4枚目の神、即ち《Tundra》の存在はやはり都市伝説であった。

参加者88人、よく見ると2006POY、2008POY、2009POYの姿も見え隠れするがきっと良く似た別人に違いない!今戦いの火蓋が切って落とされた!

1回戦 黒単《暗黒の深部/Dark Depths》 1-2
1本目 早くもここでオレはレガシーの洗礼を浴びることになる。
記念すべきオレのオープニングハンドは《渦まく知識/Brainstorm》が3枚、あとは土地というちょっと微妙だがフェッチ含みなのでなんとかなりそうなモノ。これをキープ。
先手は相手。
相手「《金属モックス/Chrome Mox》です。通りますか?」

なにをいっているのかサッパリだ・・・オレはまだ何も出していないぞ!?
ハッ、まさか《神のカード/Force of Will》の存在を予期していると言うのか・・・
なんということだ、これが当たり前の言動だとは驚いたぞッ!

その2秒後に、赤い目をしたサイコロが置かれた《虚空の杯/Chalice of the Void》が設置された。

あれ?

記念すべきオレのオープニングハンドは《渦まく知識/Brainstorm》が3枚、あとは土地というちょっと微妙だがフェッチ含みなのでなんとかなりそうなモノ。これをキープ。


参ったなー、いきなりトリプルマリガン扱いかー。流石レガシーだなー!!

ドロー《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》

ちくしょーなんでだー

2本目 今度はこちらが本気を出す番である。4ターン目に《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を生贄にし、《自然の秩序/Natural Order》から《大祖始/Progenitus》を特殊召喚!!!滅びのバー〇トストリーム!!粉砕!玉砕!大k(ry

3本目 初手は《貴族の教主/Noble Hierarch》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》《タルモゴイフ/Tarmogoyf》《目くらまし/Daze》に土地が3枚というもの。悪くない。キープだ。

1ターン目、《暗黒の儀式/Dark Ritual》からまたしても出現する赤い目をした《虚空の杯/Chalice of the Void》。
だが今度のオレは違う。冷静に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の餌とし、2ターン目の《闇の腹心/Dark Confidant》を《目くらまし/Daze》で弾く。
だが続くターンに2体目の《闇の腹心/Dark Confidant》が出現。
ここまでドローは1マナのカードと土地しか引けない。そんなうちに、間もなく《暗黒の深部/Dark Depths》《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》から《マリットレイジ》が爆誕。まさしくエターナルフォースブリザードオレは死ぬ。

これが・・・レガシー・・・(笑)

負けたのに無駄にテンションが上がって2回戦を待つ。

2回戦 Zoo

の前に。

「プレイヤーのお呼び出しです。シミチンさん。ジャッジステーションまでお越しください。」

な、なんだ。まさか《神聖なる泉/Hallowed Fountain》を使ったことへの突っ込みか!?

「《Savannah》の枚数が書かれていません。ゲームロスです。」


な、なんだと・・・
しまった。オレはあのとき油断していた。3枚の神が揃ったことに。
揃ったことに油断し、枚数を書き忘れてしまったのだ。

これはひどい。


果たしてオレはどうなる!?

後半へ続く!!
人生初:セットデュアルランド
人生初:《Force of Will》キャストw
というわけで竜王レガシー参加しまーす。
果たして果たして果たしてー!?

で、レガシーとかやるひとは特にそうだと思うんですけど、カード集めるのって大変ですよね。お金もかかるし、マニアックなカードが必要になっちゃって、普通のショップではなかなか見つからないことも多い。

かつて僕はワールドのエクテンで《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable》を使うために、会場を必死で駆けずり回ってトレードをしたもんですがやたら吹っかけられて損をしました。

しかーし!!

晴れる屋プレイド店はそんな皆さんの多様なニーズにきっと答えます!!

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晴れる屋プレイド店
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http://hareruya2.ocnk.net/page/1


http://62655.diarynote.jp/201001071901095618/


ゲーム開始時に「サイド15枚です」ってやるアレですが、僕はいつもやってませんでしたし、相手にされても「あ、別にいいっすよ」で済ましてました。しかしこれからはこれが義務化っていうわけで、皆さんちゃんとやりましょう。やらないとジャッジ呼ばれてペナルティ、というばかばかしいことになりかねないですし。


http://www.manekinekoduck.jp/index.php?id=121919&file_name=356a8cc7b68a8987f67359198c738f23&gc=2

マイミクって書いてありますけどこっちにも貼りますw

今年もよろしくお願いします。

ついったー

2010年1月3日 TCG全般
そういえば始めました

皆さんヨロシク

http://twitter.com/princeofsimic


垢名、shimichinが既に使われてて仕方なくこれにしましたw

あけましたが

2010年1月1日 TCG全般
おめでたいですね

こぴぺ宣伝

2009年12月30日 TCG全般
12月31日 コミックマーケット3日目 東2ホール X-47a Clam cherry blossoms様のスペースにて「勝つためのTCG、VOL2」を販売します。

販売場所がTCG関係の場所でないという1点ご留意下さい。

また少数ですがVOL1の方も販売しますので読んでみたい、と思った方は是非ともよろしくお願いします。


頼まれたんで記事寄稿しました。皆さん是非読んでくださいね!
躍進の1年だったと思います。


年の初めあたりからEDHが流行り始めたので自分も組んでみたけど、周りのあまりの強さやマニアックさに辟易して最近はあんまり。他のことが忙しくなっちゃった、っていうのもあるけど。

で、PT京都

デッキはユグドラシル。
当時最有力だった赤白に勝てる!!つもりだったけど実はそんなことはなくて、結局それが解決しないまま出ちゃった。実際は相性がいいはずのトーストに事故って負けたりしてスタンが2-2。ドラフトでクソデッキが完成し、0-2しちゃって初日落ち。PP2点。
トップ8にはたなーさんとアッキーマが残って、新しい波を予感させたイベントでした。あとLSV強かったですね。
こっそりサイドイベントのドラフトチャレンジでトップ8に残り2ボツ。このときのドラフトの調子のよさを何故本戦で出せなかった俺。

それが終わると、MOで重大発表。世界選手権予選がなんと7回も開かれる!
これを受けてやる気が上がったはずの僕だったんですが、やっぱり就活とかが忙しくてMOからは離れ気味。yaya3が頑張ってくれました。

GP神戸は就活のため、スルー。「内定が決まるまではプレミアイベントに出ない」の誓いはちゃんと守りました。PTQも全部スルーしてたので、ホノルルもスルーすることに。

5月のチームスタンPWCを劣化版ユグドラシルで出て、どう見ても隣二人(AKKAとorz)のおかげで優勝。今期の草の根優勝はこれだけですw

そういえばこのへんで「定額給付金でドラフト」という言葉が流行った気がします。10回は出来るお

5月の終わりには就活も無事終了。来年からは某アヒルの会社で保険を売る作業です。記念に始めたでむぱまじっくおんらいんが好評でした。ありがとうございました。最近は忙しくて全然MOできないので配信も出来ない状態なんですが、落ち着いたらまたやります。

この頃にはMTG日本語公式サイトも復活。デッキ構築劇場の仕事も帰ってきて安心。

で、6月28日のPTQオースティン@東京
Meddling Windで見事突破。準々決勝で合計7回マリガンしても勝ったのは宇宙だった。これが歓喜の序章だったとは・・・。


翌月の日本選手権。
デッキは緑白オーバーラン。フェアリーとキスキンに勝てると踏んで作ったが結果はフェアリーに2回、あと謎にブライトニングに負けたりして5-3。無念である。ナベが強すぎた。

8月はGP新潟ですが、これは無かったことになりましたw 「M10いい環境。」が流行語。

9月はローウィンブロック退場、ゼンディカー参入でどうする俺みたいな感じなった。案の定ジャンド祭りが始まり、スタンダードでまともなデッキが組めない俺は深い悲しみに包まれた

10月、そんな中でエクステンデッドのPTオースティン。
イオナズンがMP足りていて7-2-1ドラフトも5-1、合計12-3-1でトップ8。
どう見ても絶望的だったVS Martin Juzaを相手のミスとかもあって制し、池田さんに斬られて2ボツ。しかしこれでPP16点獲得し、いきなりワールドの権利が転がり込んでくる。本当に嬉しかった。続くGP北九州は初日1敗で折り返すも、ファーストドラフトが地獄で4敗でフィニッシュ。だがこれでPP2点獲得によってグレイビー確定。来年は忙しくなるので、PTQに出なくても済むというのは素晴らしい。

11月はワールド。デッキは「フリーザ」(青緑エルドラージ)「イオグランデw」出て3-3と3-2-1。ドラフトが5-1で6敗1分。
なんとか49位に滑り込んで5点獲得し、レベルアップ。今シーズンは大躍進で終わりました。そしてナベがPOY獲得!!彼が小学生の頃から知っている自分としては本当にめでたいことでした。

12月、FinalsとLimitsはどちらもうんこでした。優勝したアッキーマとくりさんはおめ!!


最近構築のデッキが100%完成!という状態で大会に出られていません(オースティン除く)。その原因は7月に始めたCAFFE VELOCEでのアルバイトなんですが、この仕事がとにかく楽しくてマジックのデッキの調整に使っている時間が減っています。来年から社会人ということでもっと時間が減るでしょう。来年の1発目、PTサンディエゴは120%の完成度で大会に出られるよう、バイトの時間も調整しようと思います。

で、折角なんでFinalsとLimitsのどちらかでフィーチャーされたら自分の店の宣伝でもしちゃおうかな、と思っていましたが残念ながらそれは適いませんでしたw

ゆっくりデッキ構築を考えたいなーと思った方は是非神田北口へw
来年もよろしくお願いします。

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